【具体的なイメージがついたとき】人は「なるほど」と思う――。


では、どう話せばいいのかについて解説します。


■『思考』→『行動』→『思考』→『行動』という順番で

話していくのです。


A「自分はダンスをやってきました」

Q「なぜやったんですか?」

A「高校時代、体育の時間が終わると、頭でくるくる回る友達が、

皆を沸かせているのを見たんです。(行動)

そこで、私は、体1つで熱狂した空間を作れることがうらやましい!

私もそんな場を沸かせられる武器がほしい!

と思ったんです(思考)それで、マネし始めたんです。(行動)」

Q「なるほど。それで、次、どうなったんですか?」


と、ここで、「なんで?」という質問が終わりますよね。

ここまで答えられるようになると、自己分析は終了です。


つまり、自己分析とは、

『思考』→『行動』→『思考』→『行動』という

サイクルの中での

『思考』と『行動』両方について、

時系列順に【思い出していくこと】なんです。


そう。具体的なイメージやシーンは本人も忘れているのです。


だから、それを思い出す。その作業が、『自己分析』です。


私が学生だったとき、自己分析のやり方は、

「コアを見つけること」だと教わりました。


そして、「面接官に何を聞かれても、

最後はそのコアに結びつけて話す」と教わりました。


確かに、それも面接官に強く印象をつけるための

1つの有効的なやり方ですが、これでは不十分です。

コアが「自分の価値を高めること」だとします。


Q「なぜ、そのゼミを選んだんですか?」

A「自分の価値を高めるためです。」

Q「なぜ、そのサークル(部活)を選んだんですか?」

A「自分の価値を高めるためです。」

となりますよね。


これだと、その人が良くわかりませんよね。

具体的なイメージがつかみにくですよね。

それよりも、


Q「なぜ、そのゼミを選んだんですか?」

A「私は経済学を2年間学んできて(行動)

近い将来実践するであろうビジネスに結びつく

勉強をしてきてないなと思ったんです(思考)

それで、一番ビジネスに近い勉強は●●ゼミかな

と思い、選びました。(行動)」


と答える方が、よっぽどわかりやすいし、

面接官に伝わりますよね。


では、次回は、自己分析について、

具体的にどのような活動行っていけばいいのか

話したいと思います。


それでは。
今日は「自己分析」について説明していきましょう。


就活で必ず出てくる、『自己分析』。


みなさんは『自己分析』について、どんな理解をしていますか?


「自分を知ることでしょ」

「自分を発見することでしょ」

って声が聞こえてきそうです。


(私はそう思っていました。)


一般的なやり方は、自分が行動したことを数個書き出して、

それに対して、


「なぜそれをやったか?なぜそう思ったのか?」を

 繰り返すとされていますよね。

 でも、それだけだと不十分なんです。


例えば、

A「自分はダンスをやってきました」

Q「なぜやったんですか?」

A「目立ちたかったからです」

Q「なぜですか?」

A「なんでって、目立ちたかったからですよ。」

Q「・・・」

と、終わってしまうんです。


こんな経験をしたことのある学生・就職留年生いませんか?

これ以上、話が進みませんよね?


ここでの間違いは何か?


■それは、『現在』と『過去』がごっちゃになっていることなんです。


まず、1つ覚えて下さい。


人に自分の自己紹介をするとき、人が「なるほど」と思うのは、

【具体的なイメージがついたとき】なんです。


「~ということがあって、そのときを君は~と思って、それで~したのか!」

というように。


では、どう話せばいいのか。


具体的なテクニックを次回話したいと思います。

それでは。
最終面接前の面接は
あなたが会社で働くことを想定した質問や
今の現場を想定した質問を投げかけることで

あなたの考え方と会社の考え方が
同じ方向にベクトルが向くか検証し
組織の一員として、居場所があるかどうか判断するのです。

最終面接では
直接、会社の経営に関わる者が
会社に利益をもたらす人材かどうか。

会社として、総合的に判断するのです。

本当に
会社の考え方に共感しているか。

仕事内容を理解した上で働こうとしているか。

会社にとって、必要な人材になれるだろうか。

現場レベル(一次や二次面接)で必要と判断した
あなたのことを
会社レベル(最終面接)で必要な人材か
判断の基準を
現場レベルから会社レベルにアップして
判断を下すのです。

会社レベルの基準とはなにか。

人材を採用することに掛かる費用と
利益をもたらすまでに掛かる経費を
あなたから回収することができるか。

どれくらいの期間でできるか。

すごくシビアにわかりやすい
“損益分岐点”で判断するのです。

現場レベルでは
あなたが入社することを考えますが

会社レベルでは
あなたが入社して
利益を上げ、どれくらいそれを続けることが
できるかを考えるのです。

だから、最終面接はあなたが入社するかしないか
という点ではなく入社しどれくらい働き続けるのか
という点にフォーカスをあてた面接をするのです。

採用面接と言っても
段階によって、チェックするポイントや判断基準が違うことを
理解していただけたでしょうか。

一次面接では
面接官があなたのことを知ろうとする面接。

二次面接(最終面接前)では
現実を想定し、あなたに会社・仕事を理解させる面接。

最終面接では
会社に必要な人材か判断する面接。

あなた自身も
あなたのことを理解してもらうことから
会社・仕事を理解することへ。

そして、会社から欲しい人材と思われるように
面接を進めてください。

決して、小手先の面接対策のテクニックを身に付けるのではなく
あなた自身の“モノの考え方・見方”に
より一層の磨きをかけていただけたらと思います。
実際にあなたと話をすることで
あなたのモノの考え方や見方を知りたいと思うのです。

自己PR や志望動機、学生時代に打ち込んだことなど、聞くでしょう。

ここで、あなたは面接官の質問に
答えるだけ
伝えるだけに終わらないことです。

面接官はあなたのモノの考え方や見方を知りたいのです。

質問に対して
“なぜ、そう考えたのか。”
その考え方やモノの見方で
面接官は、あなたが会社の考えや方針に共感するか
現場の環境に対応し働くことができるか

あなたの考え方と会社の考え方が上手くマッチングするかを見極めているのです。

だから、この“なぜ”の部分をしっかりと伝えないと
一次面接は合格しません。

二次面接では
あなたが組織の一員として機能するかチェックします。

一般的に
最終面接前の面接官は
会社で組織マネージメントを経験している社員が担当します。

だから、あなたのことを知りたいという面接から
会社・仕事の理解を深める面接にシフトチェンジします。

もちろん、あなたのモノの考え方や見方は検証します。

そうです、知ろうとするのではなく、検証するのです。

二次面接官は
あなたの考え方や見方は知った上で
面接を始めるのです。

当然、一次面接と同じような質問もされますが
答える内容が違っていたら、評価は下がります。

なぜなら
違う内容の答え=あなたの本当の考え方ではないと判断するからです。

また、この面接では、現実ベースの質問もされるでしょう。

『当社の仕事は、きついけど、やっていく自信はありますか』
『任される仕事の内容次第で、
 定時で帰宅できないこともありますが、それでも大丈夫ですか』

このような、実際の現場を想定した質問で
あなたの意思に揺さぶりをかけたり

『仕事にノルマはないけど、チームの売上目標があるとして、
 その目標を達成するにはあなたなら、どうしますか』

『あなたなら、定時に帰宅する為にどうやって、仕事を進めますか』
 というあなたの仕事の価値観を知る質問もされるでしょう。
就職活動で内定獲得まで
少ない企業で2回、多い企業だと4回以上面接を
受けなくてはいけません。

一回の面接であなたに与えられる時間は
平均30分前後です。

この限られた時間で
面接官はあなたのことをジャッジします。

ただ、面接官も人間です。

この短い時間で、あなたのすべてを知ることは不可能です。

それじゃ、どうやって、あなたの評価をするのか。

一般的に
面接の段階(一次面接・二次面接・最終面接)によって
ジャッジするポイントを変えて
あなたの評価をつけるのです。

一次面接では
あなたと会社が上手くマッチングするかチェックします。

まず、面接で話しをする前から
面接官はあなたがどんな人かチェックしています。

あなたを見た第一印象。

別にカッコいいとかキレイではなく
まわりに与える影響を考えるのです。

それはなにか。

例えば、表情です。

緊張感がまったく伝わらない表情のヒトはNG です。

どんな表情がNG なのか。

それは、目の反応が遅いこと。

多少の緊張があれば
『これからどんなことが起きるのだろうか』
『どんなヒトがいるのだろうか』など
あなたの周りに興味や関心
これから起こる出来事への予想や心構えをするために
視覚で情報を得ようとします。

だから、目には緊張感が伝わり
いつもより反応が早いのです。

目の反応が遅いということは
◎ まわりの動きに注意を払っていない(注意力散漫)
◎ スムーズな判断があまり出来ない(判断力の欠如)
◎ やる気が伝わってこない(やる気の欠如)

このように受け取ってしまうのです。