面接(面談)、緊張しますよね。

なれない環境で、知らない人に自分をアピールしなきゃ!
ってだけで焦りが出てきます。

面接で成功する秘訣はたったひとつです。

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それは、
・事前準備を完璧にしておくこと
に尽きます。

でも、事前準備って何すればよいか?

準備したけど上手くしゃべれなかった!

等々ご意見があると思います。

が、あなたの事前準備って【完璧】でしたか?

このあと、どんな準備をすれば良いか?を書いてみますね。

ポイントは3つだけです。

(1)QA集を作って暗記する
(2)数<経験>をこなす
(3)第三者に見てもらって練習→改善する

です。

それでは少し詳しくみて行きましょう。

(1)QA集を作って暗記する

想定問答集とも言いますが、
面接で必ず聞かれることって決まっています。

メインは

①志望動機は?
②学生時代に注力したことは?
③あなたのアピールポイントは?

で、他には受験する業種特有の質問とか、
対策本とかに掲載されているとおりです。

だいたい10~15個くらいの質問&答えを用意しておき、
それを完璧に答えられるよう暗記をしてください。

特に②と③はどこでも基本的に共通なので、
内容も受け答えも完璧に仕上げる必要があります。

(2)数<経験>をこなす

上記(1)のとおり暗記したとしても、
いざ面接本番って、相手が複数人で目の前に座っているので、
緊張します!

そのため、
数をこなすと場の雰囲気に慣れたりするというプラス面がありますよね。

あと、暗記したけど上手くしゃべれなかったりとかの反省点も見えてくるので、
いきなり第一志望を最初の面接タイミングに合わせるのではなく、
そのまえに何社か受験できると、

慣れ+調整が出来ると思います。

(3)第三者に見てもらって練習→改善する

実は一番大事なのは、これだと思います。

自分自身でQAを作ったり、
学校の教授や就職支援室なんかに見てもらうのももちろん大事ですが、
面接のテクニックってなかなか言葉で表すことが出来ませんよね。

そのため第一線の会社員に見てもらう/面接練習してもらうのが
いちばん現実に沿ったアドバイスを受けることが出来ます。

・少し上の会社員
・企業の面接官をやったことる人
・同じ大学の先輩(OB/OG)=就活の勝ち組

なんかを捕まえて、QAのアドバイスや面接練習をしてください。

(1)~(3)までをちゃんとやっている学生さんと、
やっていない学生さんは、採用する側からすぐに見分けが付くんですよ!


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ESの提出も済んで無事通過すれば、
次のステップとなる面接やGD(グループディスカッション)に進みます。

ESの提出が終わって次に進んでいる学生さんだけ、
ここから先を読んでくださいね。

さて、
グループディスカッションを勝ち抜くためには!です。

ポイントはたった3つです。

(1)発言する
(2)自分の得意な「役割」をする=不得意な「役割」をしない
(3)参加者全体で創り上げる

まず大前提として、企業によってGDの評価は加点方式・減点方式・加減点方式と分かれますが、
結果はどの方式でもあまり変わりません。

発言した時に採用担当者が鉛筆を動かしたとか
チラチラ見なくても大丈夫です。

それでは細かいポイントに。

(1)発言する

これは必須です。
どんなGDでも発言しない=ご縁が無かったことになります。

他の人に司会とかリーダの役割を取られたりしても、
メンバとしてきちんと発言することが大事です。

発言内容はGDの話題に関して自分の考えを
・結論を先に言う
・理由を簡潔に述べる
・枝葉末節ではなく幹(主題)に関して述べる
ことです。

(2)自分の得意な「役割」をする=不得意な「役割」をしない

リーダーに適する人、縁の下の力持ちに適する人、
など企業は様々なタイプの人材を求めています。

もちろん企業によってリーダを多く採用したいとか、
寡黙だが研究者とか技術者とかをたくさん採用したいとかの偏りはありますが、
通常様々なタイプの「人」で成り立っています。

GDはミニチーム・グループでどんな振る舞いをするのか?を見ているので、
リーダだけが次のステップに進むわけではありません。

しゃべりがあまり得意でない学生の場合は、
書記(ホワイトボードに書く・ポストイットを書くので貼り付ける)係をして、
全体の意見を振り分けたり、

まとめ上げていくことも重要な役割です。

・単純に書く、貼るだけではなく、似た意見をまとめるとか、
議論の方向がずれ始めたら修正することも会社にとって重要です

(会社を正しい方向に進めていくというのは意外と重要なことです)

司会やリーダでなくとも
「与えられた議論に貢献している」
ことをきちんとアピールしましょう!

大人しくて人前でガツガツしゃべるのが得意でない人は、
是非「目立つ」後方支援の係になるのも得策かもしれません。

(3)参加者全体で創り上げる

賛成意見、反対意見、発言の多い人少ない人、
様々なケースがあると思います。

大事なのは、発言していない人がいれば、
司会・リーダの話を少し止めて、
(発言していない)○○さんはどう思いますか?等、話を振っていきましょう。

GD参加者全員で1つの会社(運命共同体)としたときに、
・たまたま発言していない人を切り捨てる
・議論に参加させて戦力化すること
のと、どっちが会社にとって大事でしょうか?

もし後半になってもまだ発言していない人がいたら、
一度気にかけてみましょう。
今の時期(スタート時期)で就活って何が大切なのか3つ書いてみますね。

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(1)今の時期は不安だらけです

どんな業界?どんな仕事?ってまだまだモヤっとしていて、わからないことだらけだと思います。
なので、

・多くのOB/OG、異業種の人と会って話す

ことが大事です。もちろん就活という切り口でも、
人生と言う切り口でもなんでも構いません。

いろんな考え方を聞き、語り、吸収して就活に活かせる最後のチャンスです。

(2)間口を狭めない

大学や短大で●●を勉強して来たから、
それを活かした仕事をしたい!と思うのは当たり前です。

ただし、就職は勉強とことなり、労働して対価を得るところ、
なのであくまでも勉強を活かすところではありません。

活かすことが出来れば有利ですが、就活スタート時期から、営業だけに絞るとか、
ITの●●言語開発だけに絞るとかにすると、就活後半になって苦しくなります。

最初は自分の適性を見るためにも、社会をあまり知らないという意味でも、

・決めつけで間口を狭め過ぎない

ことが大事だと思います(一部の専門職(医業・研究開発・法律系)は別ですが)。

(3)数多くの企業に接する

就活って残念ながら企業が学生を選ぶ場になっています。

そのため学生さんからのアプローチが無いと始まりません。

いろんな会社にアクセスるのってほんとめんどくさいと思いますが、
様々な業種、様々な企業に接してESいっぱい出して、
まずは書類選考を通過して一次面接(グループディスカッション)まで進んでください。

そのためには、数打ちゃ当たるのも戦法のひとつになりますので、

・まずは数多くの企業にアプローチする

ことが大事だと思います。

そのためには、3月のスタート時期には、

・エントリーシートの完成度が超重要

になります。

どんなエントリーシートが良いか(悪いか)、も前に書いていますので、
見てみてください。
今回は採用担当者に響くエントリーシートの書き方と例を紹介します。

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2月。
企業は今くらいの時期から、インターンとか就活(採用活動)とかが活発になるので、
人事部ってどこでも一時的に増員されます。

僕は特に1次対応(たくさんのES見たり面接する)係になっているので、
就活で悩んでいる人がいれば、少しはお役に立てるかもしれません。

今3年生の人は、そろそろES提出や説明会の始まる時期なので、
体調崩さず頑張って下さいね。

2月に入って就活生はそろそろESを作り始めているんじゃないでしょうか。

そこで1つ問題です。ESで
・自己PRしてください
というお題に対して、あなたはどう答えますか?

サンプルをどうぞ。

◆自己PRのヒント
最初に結論を書きましょう。
次にその根拠や理由を具体的に述べましょう。(字数制限に合わせて)

◆解答例A
私は強いリーダーシップを兼ね備えています。
なぜなら、バレーボール部のキャプテンをしてみんなをまとめて2部に昇格出来たことと、
飲食店のアルバイトでチーフリーダーとして学生ながらホールを任されたからです。
これらのリーダーシップ経験を活かして、御社で活躍したいと考えています。

就活生のみなさん。

この解答例Aだと、どこが採用担当者に響かないか分かりますか?

少し考えてみてください。

下記は△となる、まあまあの例です。

私は強いリーダーシップを兼ね備えています。
一例として、万年3部だったバレーボール部を、
私がキャプテンに就任して9ヶ月で2部に昇格させました。
練習方法の改善や外部コーチの招聘などあらゆる手段を取り入れた成果で、
メンバーからも学校からも私のリーダーシップ対する評価は高いです。
このリーダーシップ経験や改善経験を活かして、
御社で活躍したいと考えています。

かなり良い例は以下の通りです。

私はリーダーとしてまとめあげる力を持っている。
大学の公式バレーボール部のキャプテンに就任した時は万年下部リーグであったが、
メンバーと今シーズンの目標を2部への昇格と定め、
何をすべきかを議論し合意を得てクラブ運営した。

反対意見での衝突もあったが、
当初の目標に立ち返りゴールのための手段がメンバーで意見が異なるだけだという結論にいたり、
可能な限りのメンバーのアイデアや意見を取り入れ実戦することにした。

(具体的には、これまで自分たちだけで練習メニューを組み立てて来たが、
他チームからの臨時コーチの招聘して外部意見の導入や、
練習試合のビデオによる振り返りをもとにして翌週の練習メニューを作成し、
プラン→実戦/試合→チェックを繰り返すこと等。)

これまでのやらされ感から、自分たちで作り上げるクラブに変身していき、
メンバー同士の一体感や連携を産み出すことに成功し、
それらは少しずつではあるが試合結果にも結び付いた。

9ヶ月掛かったものの、当初目標の2部への昇格を果たすことができた。

私はこの経験から、チームプレーは一朝一夕には成り立たないことと、
メンバーひとりひとりの力や知の結集が、
グループとしての成果に結び付くことを実戦で学び、
まとめあげる力を備えることが出来た。
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今回はBさんの転職活動に関してのコメントです。
ではどうぞ。

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転職活動

こんちわー。
昨日、転職面接を3件やってきました。
というわけで現在、転職活動中なんです。

ふざけた意味のない日記を書きつつも、
こっそり転職エージェントに相談してました。

現職の評価は悪くないと思います。

上司はウチの事扱いにくいと思いますが(笑)
転職理由は「年収UP」と「将来的な展望を考えて」です。

昨日面接した3件のうち2件が
ウチの部署より、社内の別部署の方が適正あるのでは?
と言われ、別部署への面接に進めさせられそう。

別部署の業務内容にに行きたくないと思いつつ、
キッパリ断れずにいました。

向こうの面接担当(取締役とか部長)は、
好意的に言ってくれてるので余計にタチが悪い。

日本って何も努力しなくても、
ある程度は生きていけるけど、
年を重ねることに自分がやりたいと思っても、
周りが、自分の意図しない方向へレールを向ける傾向があります。

そういう所は不自由ってか、
早く気が付けばよかったー!と思う事です。

もし、これを見ている方で、
やりたい仕事があると思いつつ、
なんとなく生活をしている人がいたら、
参考にしてくれたら幸いです。

ってか、あんまり参考にならんか(笑)
では!では!

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寿司と焼肉は人の金で食べろ。
そっちの方が何倍もおいしく感じるから。