グループディスカッションを勝ち抜くために必要な3つのポイント

ESの提出も済んで無事通過すれば、次のステップとなる面接やGD(グループディスカッション)に進みます。 ESの提出が終わって次に進んでいる学生さんだけ、ここから先を読んでくださいね。 さて、グループディスカッションを勝ち抜くためには!です。 ポイントはたった3つです。(1)発言する(2)自分の得意な「役割」をする=不得意な「役割」をしない(3)参加者全体で創り上げる まず大前提として、企業によってGDの評価は加点方式・減点方式・加減点方式と分かれますが、結果はどの方式でもあまり変わりません。 発言した時に採用担当者が鉛筆を動かしたとかチラチラ見なくても大丈夫です。 それでは細かいポイントに。 (1)発言する これは必須です。どんなGDでも発言しない=ご縁が無かったことになります。他の人に司会とかリーダの役割を取られたりしても、メンバとしてきちんと発言することが大事です。 発言内容はGDの話題に関して自分の考えを・結論を先に言う・理由を簡潔に述べる・枝葉末節ではなく幹(主題)に関して述べることです。(2)自分の得意な「役割」をする=不得意な「役割」をしない リーダーに適する人、縁の下の力持ちに適する人、など企業は様々なタイプの人材を求めています。 もちろん企業によってリーダを多く採用したいとか、寡黙だが研究者とか技術者とかをたくさん採用したいとかの偏りはありますが、通常様々なタイプの「人」で成り立っています。 GDはミニチーム・グループでどんな振る舞いをするのか?を見てい…

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GDのシミュレーション例

では、例を1つ出してみましょう。 なんにしようか・・・ 「北朝鮮の核開発による国際的な懸念が高まるなかで、 今後日本はどうすればよいのか」 について話し合ってください。 にしましょう。 日本が考えるべきことは ・北朝鮮の軍事力への対抗策 ・拉致問題 ・国際社会との協調 ・国内世論 ・アジアとの関係 優先順位は 1 アジアとの関係 2 国内世論 3 国際社会との協調 4 北朝鮮の軍事力への対抗策 5 拉致問題 日本がすべきことは ・軍事力をもって対抗 ・経済制裁を加える ・北の周辺国の政策を追随する ・北朝鮮との友好関係を破棄 ・あくまで対話で北朝鮮に歩み寄る 日本がすべきことを評価しよう 結論:「北朝鮮による核懸念について、 日本はどうすべきか。

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GDの流れをはじめに計画する

熱い議論が交わされたもののうまくまとまらずに、 時間がきて終了。 「結論は・・こんな感じです・・。チーン。」 ありがちなパターンですね。 GDのはじめの5~10分はGDの流れを計画する ことに使うとうまくいきます。 例えば、制限時間50分だったら、 メンバーそれぞれがお題のテーマについて思う ところを述べる時間が10分、 出されたお題について結論の候補となるものを 列挙していく時間が10分、結論の候補を 評価・選択するための評価軸を決定するのに15分、 結論候補を評価して結論を出すのに10分、

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グループディスカッションでの間違い

自分の意見を言わない人は当然ダメ!! 人の意見に反対すると印象が悪くなる、と感じているためか、 誰の意見に対しても 「そうだよね。」 「うんうん。」 「私もそう思う。」 としか言わない人がいます(本当にいるんだよ)。 人の意見に対しても、間違っていると思うことには きちんと反論しましょう。 しかし、強いものの言い方をすると、 反論された人間がへこんでしまうし、 議論がストップしてしまう可能性もあるので、 柔らかく反論するのがポイントです。 「なるほどね~。○○さんの意見ももっともだけど、 □□の視点から考えると、僕はむしろ△△だと思うんですが、 みんなどうでしょう?」 みたいな感じとか。

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グループディスカッションで何を評価されるか?

5~6人で1グループとなり、お題を出され、 みんなでディスカッションし、結論をまと めるというもの。 最後にグループのうちの1人に発表してもらうことが多い。 制限時間は30~50分くらい与えられる。 ホワイトボードや紙を与えられる場合もある。 ・何が評価されているのか ■「グループの議論にどれだけ貢献したか」をみられています。   ですから1人ですばらしい意見を連発していたとしても、 それが他のメンバーの意見を無視したものであったり、 私の意見はあきらかに正しいはずだ、みたいな態度の人は確実に落 ちます。 「グループで」議論する能力をみることが趣旨なんですから。 逆に、たいしたこと言ってなくても、議論に参加できてない人に 対する配慮ができたり、他の人たちが言った意見をうまく つなぎ合わせて、議論を前に進めたりすることができる人は、 評価が上がります。 グループの議論に貢献してますから。

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