就職活動マーケットでの“企業広告をする対象”
あなたを含めた“就職活動生”の、この就職活動マーケットの中での存在は、“企業広告をする対象”ということです。
そして、企業広告の広告効果として、成功と言えるのは、
・ あなたが就職活動を通して、その企業の名前を知る
・ あなたが就職活動を通して、その企業にいい印象を持つ
・ あなたが就職活動を通して、その企業にいい印象を持ち受験する
・ 最終的には落ちたが、いい印象をもったまま他の企業に就職する
ということです。
これが達成できれば、企業の就職活動での目的は達成されたと見なされるのです。
“あなたが就職活動ということを通して、特定の企業に対していい印象を持つ”
これが企業にとって極めて重要なことなのです。
そして、“あなたが企業に対していい印象を持つ”という広告効果を出すために、就職活動マーケットの中で、学生であるあなたにしてもらわないといけない行動は、
・ 就職活動業者のポータルサイトに登録し、広告E-mail を受取れる状態になってもらう。
・ 就職活動業者のポータルサイトで告知する大規模合同セミナーに足を運んでもらう。
・ この就職活動業者のポータルサイト、または広告E-mail から特定の企業の採用ホームページに飛んでもらう。
・ 書籍やネットサーフィンから、特定の企業に興味を持ち、その会社の採用ホームページを訪れてもらう。
・ 特定の企業の採用ホームページを見て、興味を持ってもらう。
・ 特定の企業の採用ホームページに登録してもらう。
・ 登録している人向けに開催する自社セミナーに足を運んでもらう。
・ エントリシート提出からはじまる採用活動を受験してもらう。
ということをあなたにはしてもらう必要があります。
もう既にやっていますよね…。
つまり、あなたはマーケットの希望通りに動いているということです。
人気企業であれば、何もせず、ただ採用ホームページに「エントリーはこちら」などのボタンだけを作っておけば、十分なくらい母集団は集まります。
しかし、就職活動を通して、「企業広告をする」という目的を持っていますので、どんどん広告を出していきますし、E-mail、セミナーなどで就職活動生への接触をどんどん増やしていきます。
就職活動マーケット全体は就職活動生に、就職活動という名目で、どんどんネットサーフィンをしてもらい、どんどんエントリーしてもらい、どんどんセミナーや説明会に足を運んでもらって、「企業広告」を浴びてもらい、
企業の採用人事は集まってきた学生にさらに「いい印象を持ってもらう」ことを目指します。
その企業広告をしている時期では、採用人事にとってあなたが
“100人中の1人の人”
かどうかなんて関係ありませんし、より多くの人に企業広告を浴びてもらい、「いい印象を持ってもらう」ことしか考えていません。