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ここは、理系就職で内定をもらうための技術面接やその後の面接

の攻略法を解説するサイトです。
就職活動をがんばっている皆様へ


私はテレビでもお馴染みの某化学メーカー

(一部上場、社員3000 人)のケミカルエンジニアです。


会社で何年か働いている間にリクルーターで出身大学

を訪問したり、会社説明会で座談会に参加したりする

機会を何度か経験しました。


その経験を元に面接での質問の内容や答え方を解説した

マニュアルのようなものを提供したいと思い

「理系面接合格の為の内定をもらう技術面接での質問の答え方」

としてサイトを立ち上げました。


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無料ですが、私の考えられるすべてのテクニックを書き込み

ましたのできっと参考になると思います。


現在掲載されている内容は、以下の項目です。

カテゴリーページで詳しく解説しています。


第一条.「入社してからどんな研究をしたい?」という質問で、「大学で行っていた研究を会社で役立てたい」と答えてはいけない。

第二条.研究の内容を説明するときは、「コスト」の意識を持っておくこと

第三条.研究の内容を説明するときは、苦労した点を入れて話す

第四条.短い言葉で答えられる質問でも一言付け加える

第五条.マニアックな趣味の話をする


これからも包み隠さず本音で書いていくつもりです。

これから技術面接を受けようとする人の役に立てたら

いいなと思っています。


皆さんに内定をもらう喜びを味わって欲しいですし、

会社で研究者や技術者として活躍して欲しいです。


もしかしたら、いつか同じ会社で働いているかもしれませんね。


何か就職活動に関する質問がありましたら、下記メールアドレスで

受け付けていますので遠慮なく送ってください。


では、



◇ 発行者: 廣海 好

◇ ご意見・ご感想:hiromikou@hotmail.com



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あなたの就職活動をあなた自身が成功させるため、大げさに言えば、あなたの人生が大きく変わるタイミングでもありますので、もう一度、しっかり今のあなたの就職活動を見直してみてくださいね。


あなた自身が“企業”や“就職活動業者”の大人達の思惑に飲み込まれることなく、納得のいく就職活動をすることができ、また来年の4月に期待と希望を胸に、企業という土俵で大きく羽ばたくための一助になればと思っております。


私はあなたにあなたの目的を達成するために、「就職活動マーケットの全体像」を把握し、あなたが「どこでも受かる自分」になることの必要性をお話ししてきましたが、ではどうすれば、「どこでも受かる自分」になることができるのでしょうか?


経験からざっくりと言ってしまえば…。

 1.「受かる自分」になるための「意識改革」

 2.あなたの“内への目”の向け方

 3.行きたい会社の見つけ方

 4.面接での伝え方

ざっとこれらのポイントを押さえることで、今の就職活動にあるツール(セミナーやOB 訪問やインターネット)をうまく利用しながら、あなたが「どこでも受かる自分」に変身していくことができます。


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目的を見失わず、全ての行動と時間を「受かる自分」になるための方向に向けていくだけで、結果的には、

「エントリーシートで何を書けばいいのかわからない」とか、

「どういう会社にいけばいいのかわからない」とか、

「面接で話すことがない」とか、

のことが一切なくなります。


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要するに、「就職活動マーケットの全体像」を理解し、「目的」を見定め、「受かる自分になるためのプロセス」に気付くか気付かないかの違いが、“100人中1人いるかいないか”の“どこでも受かる人”になれるかどうかの分かれ目です。


くれぐれも注意してください。


どこでも受かる自分」になるために、大学名、文系・理系、院生、性別などは一切関係ありません。


不合格の理由はこういうことではありません。


単に、間違った就職活動をしてしまって、受かるためのプロセスを進めてこなかったことが原因です。


これまで、自分のもともとのレベル以上の会社から、「ぜひうちに来てくれ」と引っ張りだこになった就職活動生は、いち早くこれに気付いて行動を起こしていっただけのことです。

就職活動マーケット自体が仕掛けている「罠」とは?


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もう一つ重要なことをお伝えします。


学生であるあなたに、エントリーやセミナーへの参加などの行動をしてもらうために、就職活動マーケット全体は、何をしていると思いますか?


実は、広告対象であるあなたの「焦り」とか「不安」な気持ちをよりいっそう駆り立てているのです。


なぜなら、それが“エントリー”や“企業に足を運ぶ”という行動に結びつくからです。


あなたも、こんな気持ちになったことはありませんか?


インターネット上で、


他の就職活動生の動きを見て焦ったり、

大事なイベントに参加し損なっているのではないかと不安になったり、

自分は出遅れているのではないかと思ったり、

何か大事なことをし忘れていたり、

聞き逃しているのではないかと不安になったり…


これらは全て就職活動マーケット自体が仕掛けている「」です。


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あなたを就職活動業者のポータルサイトや企業の採用ホームページにエントリーさせ、企業広告を受けさせるための、「心理的なトリック」なのです。


でも、言われたとおりのことを実行していっているにも関わらず、あなたは未だにこんな気持ちを持っているのではないかと思います。


こんなことをやっていて本当に自分は受かるんだろうか?

一生懸命言われたとおり進めているにも関わらず、その不安はなぜ一向に解消されていかないのでしょうか?


今度は学生の立場から説明します。


まず、最初に根本的な質問をしますね。


あなたの就職活動の目的は何ですか?


難しく考える必要はありません。

答えは簡単です。


1. あなたにとって最高の企業を見つけること

2. その企業から内定をもらうこと


ですよね。


これすら、はっきりわからなくなっていまっていたとしたら、就職活動マーケットの罠に完全にはまって、かなり混乱してしまっている状態だと思いますので、頭をいったん整理してみてくださいね。


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では、次です。


あなたのやっていることは、この目的を達成するためのプロセスになっていますか?


あなたがやっていることとしては、


1. インターンに参加する

2. 就職活動業者が運営しているポータルサイトに登録する

3. 大学が主催する学内セミナーに参加する

4. 就職活動業者が主催する合同企業説明会に参加する

5. 各企業が主催する企業セミナーに参加する

6. OB 訪問に参加する

7. エントリーシートを提出する

8. 筆記試験と面接を受ける

9. 上記のことをこなしていきながら、筆記試験の勉強と、自己PR・志望動機を作っていく


こういうことですよね。


もう一度よく見てください。


これは就職活動業界が用意した「企業広告」を受けるためのプロセスになっていますよね。


つまり、「企業広告」をしたいというマーケット全体の目的は達成できても、「あなたの目的」が達成されるプロセスにはなっていないのです。


 “あなた”の目的と、“企業”・“就職活動業者“の目的のずれは、あなたに膨大な時間の無駄を与えてしまうばかりでなく、


ふと、気がつけば、お腹一杯の企業広告を受けてどこでも受かるような気になっていたものの、


採用活動が始まれば、志望していた企業からは軒並み内定をもらうことはできず、最終的には「自分のレベル」と「企業ブランド力」のあった企業から内定をもらうこととなる。


という恐ろしい結果になってしまいます。


結果的にあなたに残るのは、

自分のレベルにあった会社からの内定通知”と、

たくさんの企業から受取った「いい印象」”が、

あなたの就職活動の結果となってしまいます。


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そうならないために、あなたにとって最高に必要なことをお伝えします。


あなたの目的を達成するために、あなたが今取り組むべきことは、

100人に1人いるかいないか”の「どこでも受かる就職活動生」になる

ということです。


あなたが、「どこでも受かる自分」になってしまえば、あとは企業を選ぶだけです。


選ばれる立場から、選ぶ立場に、「いける会社」からしかもらえなった内定を、「いきたい会社」からもらえるように、なることが、今のあなたに一番必要なことです。


もう一度言いますね。


あなたは、就職活動マーケットに煽られ、焦らされ、企業広告を受けることばかりに時間と労力を使わされるのではなく、あなたの目的を達成するために、採用活動が始まるまでに「どこでも受かる自分」になっておく必要があり、そのためのプロセスをしっかり踏んでいく必要があるということです。

就職活動マーケットでの“企業広告をする対象”


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あなたを含めた“就職活動生”の、この就職活動マーケットの中での存在は、“企業広告をする対象”ということです。


そして、企業広告の広告効果として、成功と言えるのは、


・ あなたが就職活動を通して、その企業の名前を知る

・ あなたが就職活動を通して、その企業にいい印象を持つ

・ あなたが就職活動を通して、その企業にいい印象を持ち受験する

・ 最終的には落ちたが、いい印象をもったまま他の企業に就職する


ということです。


これが達成できれば、企業の就職活動での目的は達成されたと見なされるのです。


“あなたが就職活動ということを通して、特定の企業に対していい印象を持つ”


これが企業にとって極めて重要なことなのです。

そして、“あなたが企業に対していい印象を持つ”という広告効果を出すために、就職活動マーケットの中で、学生であるあなたにしてもらわないといけない行動は、


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・ 就職活動業者のポータルサイトに登録し、広告E-mail を受取れる状態になってもらう。

・ 就職活動業者のポータルサイトで告知する大規模合同セミナーに足を運んでもらう。

・ この就職活動業者のポータルサイト、または広告E-mail から特定の企業の採用ホームページに飛んでもらう。

・ 書籍やネットサーフィンから、特定の企業に興味を持ち、その会社の採用ホームページを訪れてもらう。

・ 特定の企業の採用ホームページを見て、興味を持ってもらう。

・ 特定の企業の採用ホームページに登録してもらう。

・ 登録している人向けに開催する自社セミナーに足を運んでもらう。

・ エントリシート提出からはじまる採用活動を受験してもらう。


ということをあなたにはしてもらう必要があります。


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もう既にやっていますよね…。


つまり、あなたはマーケットの希望通りに動いているということです。

人気企業であれば、何もせず、ただ採用ホームページに「エントリーはこちら」などのボタンだけを作っておけば、十分なくらい母集団は集まります。


しかし、就職活動を通して、「企業広告をする」という目的を持っていますので、どんどん広告を出していきますし、E-mail、セミナーなどで就職活動生への接触をどんどん増やしていきます。


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就職活動マーケット全体は就職活動生に、就職活動という名目で、どんどんネットサーフィンをしてもらい、どんどんエントリーしてもらい、どんどんセミナーや説明会に足を運んでもらって、「企業広告」を浴びてもらい、


企業の採用人事は集まってきた学生にさらに「いい印象を持ってもらう」ことを目指します。


その企業広告をしている時期では、採用人事にとってあなたが

“100人中の1人の人”

かどうかなんて関係ありませんし、より多くの人に企業広告を浴びてもらい、「いい印象を持ってもらう」ことしか考えていません。


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企業側の事情を説明しますね。


就職活動生にエントリーしてもらうために、企業はどれくらいの費用と労力が必要だと思いますか?


エントリー者の母集団を増やすためには、

1. 就職活動生を惹きつける自社の採用ホームページを作る

2. 採用ホームページをより多くの人に見てもらうために、就職活動業者が行っている就職活動

のポータルサイトに広告を出す。

3. 就職活動業者のポータルサイトに登録している学生に広告E-mail を出す

4. 就職活動業者が主催する企業合同セミナーなどに参加する

5. 雑誌や書籍にインタビュー記事や広告を出す。

6. 大学で開催される会社説明会に参加する。

次にエントリーした就職活動生に対しては、

1. 自社で開催するセミナーのコンテンツを作りあげる

2. 自社のパンフレットやグッズなどの学生へのイメージアップ商品を作りあげる

3. セミナーなどのお知らせを、採用母集団にE-mail で告知する

4. セミナー参加、エントリーシート提出、筆記試験受験、面接合否などを一元管理するための管理サーバーとシステムを導入する。


ざっと書きますとこんな感じです。


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E-mail 広告を出す、

書籍などに広告を出す、

採用母集団とホームページの管理サーバー、システムを導入する、

パンフレット・グッズなどの商品を作る、

セミナーコンテンツを作り上げる

などのことは、実はそれぞれ一つ一つに莫大な費用がかかっています。


あなたを含めた就職活動生のエントリー母集団を巨大化させていくために、このような莫大な費用を投資し、それぞれを作り上げていくためにたくさんの人手をかける。


とんでもない規模のお金が動いていることは容易に想像してもらえると思います。


つまり、就職活動業界はそれだけで、巨大なマーケットとして成立しているのです。


どのようなビジネスでも世の常ですが、マーケットの中では、「お金」と「ニーズ」と「ソリューション」が絡み合っています。


では、これだけの人手と費用をかけてでも達成したい、企業の目的・ニーズとは何なのか?


優秀な内定者を確保したいから。


ではないですよね。


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ここまで説明した通り、人気企業ではそれは人手や費用をかけずに簡単に達成できますので、考えられないですよね。


この答えを理解することは、あなたが今いる就職活動業界全体を理解するために非常に重要なことです。


その理由は、

企業広告」のためです。


非常に重要なことですので、もう一度言いますね。


企業にとって、就職活動の目的は、2つ。


1. 優秀な新卒学生を確保すること

と、それ以上に重要なことは、

2. 企業広告をすること

です。


あなたが、このことをしっかりと理解できれば、就職活動で起こる全てのイベントの目的や意図がわかりますし、もっと重要な点としては、あなたが今何をすべきなのか、ということがはっきり理解できることになります。


この就職活動を行っている世代の人、“就職活動生”に「企業広告」をしたい

という“企業”の強いニーズと、そのニーズに対してソリューションを提供できる存在としての“就職活動業者”が作りだす世界というのが、今の就職活動業界で、“就職活動マーケット”なのです。